育児、ほんとうにおつかれさまです。
お子さんの粉ミルク選び。一体どれが良いのか、すごく迷いますよね。
どうも、ホク太です。
わが家は長男が生まれてから、(たまたまなのか)やたらと「明治 ほほえみキューブ」を貰う機会が多く、まんまと「ほほえみキューブ」を使う流れになっていました。
ただ、粉ミルクの中で「ほほえみ」は安くはありません。また、外でミルクを飲ませる機会は意外と限られていて、キューブのメリットである「持ち運びやすさ」も活かせず…。
代わりのミルクを探すうえで、クリアしたい条件は以下の4つでした。
- 値段が安い
- 混合育児との相性が良い(母乳と味が近い)
- 使いやすい
- 安心できる商品であること
前提として、割安な大缶タイプ(800g程度入っているもの)を対象に比べます。
これらの条件を満たしているのが「和光堂 レーベンスミルク はいはい(810g)」でした。
粉ミルクに求める条件
値段が安い
国内で手軽に買える粉ミルクは7種類くらいありますが、価格帯は1,700円~3,100円と幅広いです。
執筆時のネット価格で一番安いのは、雪印の「ぴゅあ」でした。まとめ買いで送料無料とすれば、ひと缶で1,700円ほど。
「はいはい」の相場は約2,000円でした。
3、4、5番手は「はぐくみ」「ほほえみ」「アイクレオ」あたりです。値段は2,400円を超えてきます。
値段だけでみると、どうやら「ぴゅあ」が強いです。「はいはい」も選択肢に入るかな~といったところ。
混合育児との相性が良い(母乳と味が近い)
ミルクもメーカーによって、味わいが違います。混合育児の場合、母乳に味が近いミルクの方が、嫌がらずに飲んでくれる傾向があるそうです。
ネットで調べてみると、母乳への味の近さは「はいはい」>「ぴゅあ」とのこと。
参考文献:mybest【2023年8月】粉ミルクのおすすめ人気ランキング7選【徹底比較】
値段、味わいを考えると、「ぴゅあ」か「はいはい」か、悩ましいところ。
使いやすい(ワンステップ調乳OKか)
ミルクを作るときに、「お湯→粉」の順で入れると、湯気でスプーンに粉がくっ付いてしまいます。
私はあれが許せない…!!
「粉→お湯」の順で入れられるもの(=ワンステップ調乳に対応)であれば、悩む必要がありません。
「ぴゅあ」:ワンステップ調乳
「はいはい」:ワンステップ調乳
となっています。
どうやら、わが家には「はいはい」が合いそうです!
安心できる商品であること
ミルクは「値段が高い方が、品質がよくて、栄養も豊富で、安全安心な気がする」と思いますよね。私もそう思っていました。
しかし「はいはい」に限らず、国内販売の粉ミルクは「母乳代替食品」として国からお墨付きをもらっています。「どの栄養成分が、どの範囲で含まれていなければならない」という基準が30項目ほどあり、それを全て満たす必要があるわけです。
「どの商品を選んでも、赤ちゃんはしっかり成長しますよ」という事ですね。
ここで気になるのが、価格帯が1,700円~2,800円と幅広い理由です。どれも国の条件を満たした粉ミルクなのだから、なぜここまで値段が大きく違うのか、逆に気になります。
「はいはい」の安さは、どこから来ているのか。調べると、公式の回答として「広告費を削っているから」と明記されていました。
和光堂では、母乳育児を推進するためにも、病院・産院での調乳指導やお土産配布などの宣伝活動、大規模な広告宣伝は行っておりません。広告宣伝活動に掛かる経費を”子育て応援プライス”として製品価格に還元しています。
https://news.livedoor.com/article/detail/8190997/
この話を聞くと、「はいはい」の安さにも納得感があります。
「はいはい」に変えて、月3,800円節約できた
現在、1日に900mlほど飲む長男。この場合、「ほほえみキューブ」→「はいはい」に変えて浮いたお金は、当時の値段で月あたり3,800円に相当します。
浮いたお金で、おもちゃと絵本を買います!
キューブ→大缶に変えて感じたデメリットと、その対策
ここからは、実際に「はいはい」の大缶を使ってみて感じたことを書いていきます。
「スプーン何杯入れたか分からなくなる」問題
缶入りの粉ミルクには、20ml分を測れる計量スプーンが付いてきます。このスプーン、あるあるなのが「何杯入れたのか途中で分からなくなる問題」です。
当然、「50ml分、100ml分とかを一回で測れるスプーン」が欲しくなります。少し前までは各メーカーに申し込めば、50mlや100ml用のスプーンを入手できたみたいですが、各社ことごとく配布終了の嵐…。
そんな中、救世主が。50ml&100ml分の計量スプーンセットが、セリアで販売されていました!これで、「何杯入れたのか問題」は解決しますね。
見つけてきた妻と一緒に歓喜しました。
外出時の粉ミルク持ち運び問題
外出時に、ミルクの大缶をそのまま持ち歩くのは現実的ではありません。悩んだ末、わが家では「粉だけを入れた哺乳瓶」を必要数持ち歩くことにしました。
目的地に調乳室があれば、お湯も水もいりませんからね。
泊まりの時などは、液体缶ミルクやスティックタイプのものも持っていきます。
ミルクを変えて、子どもに起きた変化
お子さんによっては、粉ミルクにも好みの味があったり、うんちの硬さや頻度が変わったりするようです。うちの子にも変化がありました。
飲みっぷりが良くなった
「はいはい」に変えた後、遊び飲みが減り、飲む量も少し増えました。おそらく、甘さひかえめの「はいはい」の味の方が好みなんだと思います。(離乳食を始めてから気づいたのですが、長男は甘いものが苦手な傾向があります。)
大人が飲み残しを飲んだ感想としても、「ほほえみ」よりも「はいはい」の方が飲みやすい印象です。
私はプロテインを溶かしたり、アイスコーヒーで割って飲んでます。
私はストレートで飲みがち。
便の硬さが変わった
「はいはい」に変えてから、「ゆるゆる」→「それなりにまとまったヤツ」になりました。その副次的な効果と言いますか、オムツ漏れしにくくなり、親としてはありがたい変化でした。
まとめ
わが家の場合、節約したくて「はいはい」に変えましたが、結果的には飲みっぷりが良くなり、オムツ漏れも改善されました。
お子さんごとに、ミルクとの相性があると思います。飲みっぷりや便通に何か問題を感じているのであれば、思い切って別のメーカーに切り替えてみるのも良いかもしれません。
値段と使いやすさのバランスがよく、母乳に近い味わいとされる「和光堂 はいはい」。切り替え先の第一候補として、ぜひ試してみてください。