- インデックス投資について、取っ掛かりの知識が欲しい人
- 投資初心者なので、なるべく専門用語なしで説明してほしい!という人
どうも、ホク太です。「資産運用」や「投資」などと調べると、よく「インデックス投資」という言葉がヒットすると思います。
この記事は、ある意味「インデックス投資をどれだけ噛み砕いて説明できるか」という挑戦がしたいが為に書いた記事です。
インデックス投資=「インデックスファンド」への投資
一般的には、「インデックスファンド」に「投資」をすることをインデックス投資と呼びます。
ちなみに「投資」とは、「利益を見込んで、その対象にお金を出すこと」です。株や債券、不動産を買うイメージが強いと思います。
インデックスファンド=「市場全体の景気」の良し悪しとリンクする商品
「インデックス」を柔らかめに説明すると、「景気の良い・悪いなどの目安になる、ひとつの値(指数)」です。インデックスにも、色んなジャンルがあります(株、債券、不動産関係など)。
そのジャンルの中でも、メジャーなのは、株式市場に関係する値です。
ざっくり言うと、景気が良いと、この値も上昇します。また、数十年とか数百年という長~い目でみると、値は右肩上がりの傾向になります。(日経平均も、1949年の開始時~現在までに、値が100倍以上になっています)
堅めのニュースで聞くことがある「日経平均株価」や「ダウ平均株価」もインデックスのひとつです。
「ファンド(投資信託)」=「投資したい人達からお金を集めて、お金のプロが代表して株などを買い、面倒をみて、もし儲けたら、儲けをみんなに分配するよ、という金融商品」です。
これで材料はそろいました。「インデックス」の「ファンド」だから…
インデックス(=市場の動きを示す指数)が2倍になれば2倍に、半分になれば半分になるように(=連動するように)作られた、ファンド(投資信託
繰り返しになりますが、長い目で見るとインデックスは右肩上がりを続けてきました。この値上がりが今後も続くことを期待して、インデックスファンドに投資しているわけです。
2つの有名なインデックス(=指数)
株価に関する、有名なインデックスをふたつ紹介します。「S&P500」と「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」です。
「S&P500」
「アメリカを代表する約500社の株価」を元にして、アメリカ市場全体の動きを示したインデックスです。
この500社の中には、AmazonやApple、アルファベット(Googleの親会社)、マクドナルドなども含まれています。イメージが湧いたでしょうか。
「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」
これは、先進国+新興国の約50か国から構成された、世界市場全体の動きがわかるインデックスです。世界市場全体と言っても、アメリカ市場だけで6割くらいを占めていて、他の先進国が数%ずつ、みたいな割合になっています。
「インデックスファンド」じゃないファンドもある
「インデックスファンド」では無いもののひとつに、アクティブファンドがあります。
これは、お金のプロが、「インデックスに機械的に連動するだけなんて、無難でつまらないじゃん!我々が厳選した会社やら債券やらに投資して、インデックスファンドよりも多くの儲けを狙います!」という感じのファンドです。
投資のハードルが、少しでも下がったのなら幸いです
「投資は怖い」と感じている人は、そのほとんどの場合が知識不足からくる「未知なものへの恐怖心」が原因かと思います。
最近はネット上に、無料で質の高い情報がゴロゴロ転がっています(情報の取捨選択は必要ですよ)。
情報を集める時は、なるべく公的な立場にいそうな団体を情報源として下さい(例えば、銀行や証券会社のサイトに載っている情報だとしても、特定の商品やサービスに誘導するように仕向けられているかもしれません)。